第4回研修会は、帝京平成大学 健康メディカル学部心理学科 准教授 荘島幸子氏から「子どもの心の健康と自殺予防」という演題でご講演いただきました。
主な内容は
1 子どもの自殺をめぐる状況
2 子どもを自殺に追い込む要因
3 学校における自殺予防教育の重要性
4 自殺予防教育プログラムGRIP
5 GRIPプログラムの構成と内容紹介
でした。
子どもの自殺はコロナ禍以降高止まりしている。子どもを自殺に追い込む要因は、様々あり、複合的な要因が絡み合っている。若年者の自殺の特徴は、1 家族の影響、2 アイデンティティ形成の問題、3 メディアなど情報の影響を受けて生じやすい。学校における自殺予防教育は、とても重要である。
自殺予防教育プログラムGRIPの紹介があり、実際に一部動画を視聴しました。特に友達への関わり方の動画は、自殺をカミングアウトされた時の対応のスキルを学ぶ上でとても役立つ内容でした。
今年度最後の研修会も、とても学びの多い内容でした。参加してくださった皆様、誠にありがとうございました。事務局一同感謝申し上げます。次年度も興味深い内容を計画する予定です。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。